主人公 は、色々と拗れてしまってるオジさん ウィルソン 。
唯一の肉親だった父親の死から、幼馴染に会いに行くと、自分以上にもっともっと拗れていた。
中年になると皆こんなものなんでしょうか。
主人公 ウィルソン 役は、『 ナチュラル・ボーン・キラーズ 』『 ドク・ハリウッド 』『 幸福の条件 』『 ハンガー・ゲーム 』シリーズの ウディ・ハレルソン 。
あれ?と思うくらいダメ中年の役が、とてもリアルで、胸が痛いです。
とにかくウィルソンは自分勝手。
ダメ中年の典型かもしれません。
ん?待てよ。
もしかしたら、周りから見えている自分はこんな感じなのかも知れない。
ウィルソン も、決して我儘なつもりじゃなく、自分自身に正直なだけなのです。
まぁ、それを世間では我儘とか自分勝手というのですが。。。
幼馴染に突然会いにいったり、別れた元カノに突然会いにいったり、どうも男っていうものは歳をとると寂しさからかこうなるらしい。 気を付けようっと。
元カノに会いに行ったら、実は彼女との間に子供がいたことが発覚します。
ここでまた自分勝手な行動で周りを巻き込んで行きます。
可愛がっていたはずの犬を人に預けたまま、48ヶ月も家に帰れなくなります。
その間に元カノは、別の男とできてしまい、遠いところへ。
やっとの事で愛犬に会いに行ったら、死んでしまってました。
彼はまたひとりぼっちになります。
いや、なるはずだったのにぼっちになりません。 あの結果オーライな、なんとかなる感。
自分を裏切った娘に会いに行ったのに、ウィルソンはこんな事を言います。
『 いつかお前の人生の一部になりたい 』
老いて死が近づくと人は、無意識にそう思うのかもしれない。
それもどれもこれも自分の身勝手が原因なのに、彼は周りを全力で巻き込んでいく。
それでも、それなりになっていくのだ。
人生なんてそんなものかもしれない。
『 人は皆人生の物語に幸せな結末を望むものだ
だが現実は厳しい
もしかしたら目の前にある幸せに気付いていないだけかもしれない 』
結局のハッピーエンドは納得できるものでもなく、ハッピーエンドなのに観ている人がハッピーにならないという稀有な作品になっております。
『 ウィルソン 』予告編
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