Review
古き良きウエスタン映画。
レフティ・ブラウン、原題がThe Ballad of Lefty Brownなので、主人公です。
草原で孤立していた少年ジェレマイア・パーキンスに出会い、
共に旅を続ける、復讐の荒野。
タイトル(Ballad=バラード)が示す通り、鳴り響く音の哀歌。
乾いた大地を駆ける、蹄の音。
風に擦れる草の音と、古いリボルバーが撃ち出す重い銃声。
それら環境音の背後で、静かに、しかし執拗に繰り返されるストリングス(弦楽器)の旋律。
派手な西部劇のファンファーレではない。
人生の晩年に差し掛かった不器用な男の、諦念と執念が混ざり合った、低く響くチェロの音色。
少年ジェレマイアと視線を交わす、夜の焚き火の爆ぜる音。
パチパチと鳴る火の粉の音が、まるで二人の心の距離を測るメトロノームのように機能している。
復讐の果てに聴こえてくる、静かな男たちの哀しいバラード。
Music & Sound
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Trailer
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