もし、あなたが明日死ぬとして、最後に観たい映画は何ですか?
この映画を観たら、それはもしかしたらこの作品になるのもしれません。
世界から僕が消えたなら、一体誰が悲しんでくれるのだろうか。
あなたは悲しんでくれるのだろうか。
川村元気 さんの処女作小説の映画化です。
川村元気さんといえば『 電車男 』を始め『 デトロイト・メタル・シティ 』『 告白 』『 悪人 』『 宇宙兄弟 』『 寄生獣 』シリーズ『 バクマン。 』『 君の名は。 』『 怒り 』『 何者 』『 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? 』などなど、アタシの好きな邦画を悉く手掛けている名プロデューサーです。
その川村元気さんの原作が、映画化されていたなんて、これは観なければなりませんね。
主演は、 佐藤健 さん。 陰気な主演と軽薄な悪魔の1人2役の難しい役どころです。
悪魔は、主人公の命と引き換えに、世界から何かひとつの物を消すという。
そうして消されるものは、初めからこの世界に存在していなかったことになる。
1日目は、世界から電話を消す。
そして2日目は、世界から映画を消す。
それに纏わる人々や思い出も消えていく。
一枚一枚着ているものを剥がされるように。
やがて自分には何も無くなってしまうのではないか。
きっと人が死に向かう時もそんな感じなんだろうな。 こだわっていたことや、大事にしていたものをひとつまたひとつと、知らぬ間に自分の中から消して、そうしてこの世界との関係を清算していくのだろう。
そして、この世界と訣別するのだ。
しかし、自分が生まれてきた事実は消えない。
自分が生まれた時に、きっと両親はこう思っていたのだろう。
『生まれて来てくれてありがとう』
『 世界から猫が消えたなら 』予告編
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