2018年のラーメンドキュメンタリー映画。
松戸のとみ田が舞台のラーメン映画
つけ麺1杯800円で夢を見させると言った自慢話物語。
豚骨魚介スープが好きじゃなきゃ、何一つ響いてこないんだけどな。
それでも、どんな風に仕事をしているのかの話を聞きながら、出来上がった美味そうなラーメンを見ると、不思議と食べてみたくなるものだ。
ラーメンの真髄と思える言葉を話すのは、築地の場外で50年ラーメンを作り続けている 中華そば井上の店主、松岡勝治。
平日で平均6〜800食、土曜日は1000食ちょっと、1日に1600食を捌いたこともある、なんて軽くいうけど、それってめちゃくちゃすごい事じゃないか。
100杯/日程度のラーメン屋が多い中、何倍もの数をこなすのはもはやラーメンモンスターといえる。
1日平均750杯として週6日で4500杯
1年52週として、年間23万4千杯!
それを50年間続けてきたのだから、1,170万杯!!
それだけの数をこなしてきたからこそ言える言葉がある。
ラーメンなんてもんは、医者と一緒。
自分に合えば良いが、合わなきゃヤブだろ。
美味いの不味いのを語るもんじゃねぇんだよ。
曙橋 鯛塩そば 灯花
鯛の中骨を寸胴で煮込んだ出汁と塩のみでスープを作る、他に何も足さない和食的なラーメン。
店主の高橋登夢は、ラーメンは芸術に似ている、表現方法も沢山あり、正解はない。だから人生をかけて突き詰めていけるものだと言う。
初台 らぁめん一福
味噌ラーメン。信州味噌赤白、長崎麦味噌など5種類の味噌と酒粕、そこに脂を抑えた豚骨スープを入れる。 店主の石田久美子が年齢的に脂のきついものが苦手になったのでたどり着いたスープは、年配者に人気だ。
牛込柳町 中華そば 葉山
煮干しスープ。それがよく絡む様に、オーダーがあってから、自家製麺を青竹でのして、ぎゅっと手揉みして縮れさせる。 それが個性となる。
イタリアやフレンチで、他と大きく差をつけるのはなかなか難しいが、ラーメンは他と違うことをしても美味しくできる、個性が出せると、店主齊藤幸純は言う。
笹塚 福寿
食べたい人だけ来てくれればいいと、午後3時から店を開ける。64年の老舗。
土釜に中華鍋で湯を沸かす。博物館の様な店。
ラーメン1杯500円。懐かしい東京ラーメンだ。
麺を整えたり、綺麗に具材を並べたり、現代のラーメンセオリーは一切ない。店も綺麗ではない。
店主小林克也が言うには、ここのラーメンは、美味しいものを味わうのではなく、生きるために食べるものだからだそうだ。
場面は変わって、とみ田の店休日水曜日の店主のオフ。 スカジャンにアクセギラギラの中年ヤンキー。 そのスタイルで何件もラーメンを食べ歩くのが休日の過ごし方だという。
あれ?見た事がある。ウチの近所だ。
麺屋一橙。 思っ切りとみ田の同系統。
そして、休みの家族サービス。
男の子2人と女の子1人子供達3人と奥さんと5人で向かうのは、ラーメン屋。
まるで冗談みたいなラーメンライフ。
小学4年生の息子はラーメン屋になるという。
そのために、バカな舌を直さないといけないと思っているという。 もうラーメンバカ一家なんだな。
場面はさらに変わり、とみ田の10周年記念で、盟友のラーメン職人2人と居酒屋で打ち合わせ。
2名というのは、飯田将太と大西祐貴。
大西祐貴は、世界で初めてラーメンでミシュランの星を獲得したJapaneseSobaNoodles蔦の店主。
飯田将太は、らぁ麺屋飯田商店の店主だ。
そういえば、飯田商店のラーメンは、一度湯河原で食べたことがある。
人生初のマラソンの後に相方がどうしても食べたいと言って朝7時に整理券の整理券を貰いに並ぶ。整理券を手に入れても指定時間に1秒でも遅れたらキャンセルされるなんてふざけた店だなんて憤慨しながらも食べたら、今までに食べたことがない美味なるラーメンだった。一杯1400円。
確かに店も、スタッフもラーメンも素晴らしかった。あの店だ。
10周年記念のラーメンの名は
中華そば 〜求めし心の味〜 二千円也
この日の為だけに、有名ラーメン店の店主が3人で、金に糸目を付けずに作り上げた一杯のラーメン。限定200名。
このラーメンを食べる為に前日から並ぶ200人以上の人々。 日本は平和だ。
それにしても、この厨房の3人がすごい。
手際の良さは、見たこともないスピードと正確さ、芸術的でさえある。
平網で麺を纏める手際は、海老名中村を彷彿させる。 天空落としで一世を風靡した店主中村の湯切り、麺捌き。
ラーメンは、またアイツに会いに行きたくなったと思うもののようだ。
『 ラーメンヘッズ 』予告編
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音楽・サウンドの詳細レビューを準備中です。
作曲家・印象的なシーン・サウンドトラック情報を近日公開予定。