忍者コメディ調現代風刺映画。
戦国時代に端を発した忍者=虎狼の輩は、現代社会の若者に脈々と受け継がれているという話。
忍者は人ではない、人でなしという台詞が何度も出てきます。
舞台は戦国時代中期の伊賀國。
12家の忍者達の合議制で統治された忍者の国だった。
隣接した織田信長の息子織田信雄が、伊賀を滅ぼす、いはゆる天正伊賀の乱がモチーフになっています。
忍者は、人の心を持たない人でなし、虎狼の輩。
自分の利益のみ考え、他人の事は歯牙にも掛けない、思いやりのかけらもない虎狼の輩が支配する国、伊賀。
伊賀を攻めて、敗残者が全国に散り散りになり、虎狼の輩は日本全国で、その血を残していく。
その血は現代にまで脈々と続いている。
しかし、虎狼の輩であった無門(大野智)が、お国(石原さとみ)の死を機に、慈悲の心を知り、子を育て、愛を知る子供を後世に残す。
虎狼の輩ばかりの世の中でも、愛を知る人間もいると、未来に希望を残して物語は幕を閉じる。
見所がたくさんある作品です。
伊賀一の忍者である無門と、下山平兵衛(鈴木亮平)とのの殺陣、エスクリマや、カリといった古代フィリピン武術で、両手に持った苦無での殺陣、スピード体術は圧巻です。
ナレーションは、山崎努さん。
製作総指揮が藤島ジュリーK.さん。
ジャニーズ映画になりそうだけれど、主人公無門と北畠信雄(知念侑李)くらいなんですよね。
信雄役の知念さん、意外にハマり役でした。
監督は、『 白ゆき姫殺人事件 』『ジャージのふたり 』の中村義洋さん。
簡単にバンバン人が死ぬのに、どこかほのぼのした空気が漂うのは、中村監督ならでは。
他にも、日置大善(伊勢谷友介)のカッコ良さ、百地三太夫(立川談春)、北畠具教(國村隼)、北畠凛(平祐奈)真面目すぎない、そして新しいキャスティングが素敵。
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