Review
鬼才 押切蓮介さん原作漫画の映画化。
とにもかくにも徹底的に暗い。
これ以上暗い話はそうそうありゃしない。
真っ白な雪に、真っ赤な血飛沫
物語が進むにつれて、レズビアン、DV、殺害、共依存、境界性人格障害、真っ黒な心の闇そんなものが、雪の様に積もっていきます。
エンディングでは、ひとりぼっちになってしまった少女が真っ白な雪の中でひとり埋もれていくのが押切ワールドでしょう。
主演の野崎春花役 は『 TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ 』『 咲-Saki- 』『 あゝ、荒野 』の 山田杏奈 さん。
一言で言うと 凄い。 難しい春花役は、彼女じゃないと務まらなかったでしょう。
この作品と同様にフェティシュな名作『 新米姉妹のふたりごはん 』とは180°違う真反対の役どころです。
セックス描写が全くないのに、いやらしさに溢れているのは本当に凄い。
小説以上の漫画がある。
そして原作漫画を何倍にも昇華させたのは
内藤瑛亮監督と、山田杏奈さんでしょう。
官能的な要素の全く無い彼女が、『 新米姉妹のふたりごはん 』『 ミスミソウ 』と2つの官能的名作の主演をしているのは、とても面白い事ですね。
今年観た344作品の中でベスト3の名作です。
『 ミスミソウ 』予告編
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