REVIEW No.105

迷宮カフェ

Meikyū Café

映画 レビュー
Review

2015年公開の帆根川廣監督脚本によるヒューマンドラマです。

自殺志願者と骨髄移植をテーマにしたサペンスかと思いきや(そんなヒキでしたからね)、後半から本当のテーマが明らかになっていきます。

予告編

‪https://www.youtube.com/watch?v=z3H8QdvB8oU&sns=tw‬

オープニングは、主人公マリコと、友人のソラが土手の上に座り会話をしています。

海のない町で育った2人の女子中学生。

『ねぇ、もし明日良い天気だったら

ふたりで一緒に死なない?』

「うん。いいよ。 海で?」

『うん、お弁当作っていくの』

「晴れたらいいね」

『晴れるよ』

踏切に差し掛かり、2人は明日の約束をして別れた、ふとマリコが振り返ると、ソラは「マリコ、来て」と言葉を残し、電車に轢かれる。

ソラは難病で骨髄移植をしなければ、余命1年と宣告されており、その日でちょうど1年であった。

ソラを無くしたマリコは、大人になりカフェを始める。

そこに来た自殺志願者に、すぐに死ねるカプセルを渡す代わりに骨髄バンクにドナー登録せ、骨髄提供できるまでは死なない約束をさせていた。

そこには、マッチョ(角田信朗)、スグル"藤原薫)、アスカ(市川由衣)の3人と、その店のアンダーグラウンドなネタを覆面取材しにきた榎木田(大迫一平)がいた。

市川由衣演じるアスカは、無差別連続殺人で逮捕されたスグルと獄中結婚するという、

「あなたに幸せになる権利なんて無いのよ。

ここで苦しんで毎日死の恐怖に怯えて

最期まで罪を償いを全うして下さい。

私はあなたの妻として、あなたの罪の半分を背負って生きていきます。

あなたに会うのは辛いから、今日で最後にします。

あなたの亡骸は、私が妻として責任を持って引き取りますから、安心してください。

次に会う時には、あなたの温もりは無くなってしまってるけど、その時は思う存分キスをして、いっぱい身体を抱きしめて、あなたを温めてあげます。

綺麗なお花で棺をいっぱいにして、あなたを見送ります。」

「相手の最後をちゃんと見送ることが、その覚悟をするって事が、本当の意味で家族になるって事だから。」

そして、エンディングは、ソラの妹とマリコが海に行きます。

そこで骨髄移植を受けた少女と出会います。

その少女の話を聞いて、マリコは継ぐ命を知るのでした。

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