REVIEW No.1648

黒帯

映画 レビュー
Review

剛柔流の八木先生や、日本空手協会の中達也先生の作品。

空手をやっていた者、空手が好きな方は見ないと損な作品。 美しい空手の技が満載です。

滑り出し逆付きで、憲兵隊を倒すと、憲兵隊と死合いとなります。

軍刀を翳しながらも空手の間合いで勝負する憲兵隊。

伝統派の間合いと初段のスピードを見誤り、大敗します。

師範が常世の所で残す言葉

己の技を全力で向けるべき相手は己のみ。

それは生涯で一度あるかないかのものだ。

己より弱い相手に勝って何になる。

それは己を高めることにはならない。

黒とは、決して他の色に染まらず、自らの信念を貫くものである。

黒帯の色にそんな思いが込められていたのですね。

剛柔流の八木先生、本来の剛柔流の内受け、外受けではなく、空手の基本受けでチンピラと闘います。

手刀受け、下段受け、外受け、内受け、上げ受けでバタバタと倒します。

突き蹴りが無いのは、亡くなった師範の教え『空手に先手なし』を守っているから。カッコいい。

気になるのは、ザコキャラが強い。

まるで中国拳法のような連続技、下段回しから跳び回し蹴りを繰り出すチンピラって 笑

中達也先生の前蹴りを体捌きで半身になり、重心を落としての鉤突きのカウンター!痺れます。

泥一面の湿地で、攻撃の大観(中達也)と受けの義龍(八木明人)が闘います。

そして、決着。

いつのまにか泥はどこかへ、辺りは彼岸花が咲き誇ってます。

泥試合から、死。ということでしょうか。

結論として、後の先ということではなくて、受け技を磨き、相手の全てを受け切ることが空手の道という話。

もうこの際ストーリーは置いといて、空手の技の美しさを観る作品としては一番かもしれません。

あと、ナレーションが内藤剛志さん。

吉野公佳さんも出演されてます。

エンディングの型は、スーパーリンペイでしょうか?

いや違うな、剛柔流型だと思うのですが、下段両手突きとか、上段手刀突きの諸手とか、上段前蹴り見た事ない技が入ってました。さてさて。

『 黒帯 』予告編

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