イギリスの小説家 アレックス・ガーランド脚本家、初監督作品。
オープニングの研究所に向かうシーンから、非常に美しい画が特徴的な作品で、これは映画館の大画面で観たかったっ!
映像が本当に素晴らしい映画です。
みどころは、あとふたつあるのですが、そのひとつが主演のエヴァ役 アリシア・ヴィキャンデルが、美しい、美しいw
そして、3つ目のみどころが、作品のテーマ
よくある『AIが進化した先には、人類を凌駕して、やがて人間を支配することになる』を別の側面から見ています。
進化したAIに人間の感情がコントロールされる。
それが検索エンジンのビッグデータによるものだと考えたら、ちょっと怖いよね。
この映画の凄いところ、研究所兼住居という閉鎖された空間が、リアルなレベル(大袈裟過ぎない)のサイバー空間になっているから、AIの話も、ウェットウェア(!)の事も、説得力が違います。
ブルーブック(モデルはGoogleなんでしょうね)という検索エンジンのビッグデータが、主人公エヴァの思考ロジックになっている。
検索エンジンは人間の思考そのものだ。
そりゃあ、ほとんど有効活用できていない人間の脳内のデーターよりも、ビッグデータの方が、よりサンプルも多くて、細やかな選択ができることになる。
残念ながら今はまだ、速度の問題があるけれど、量子コンピュータの常温化&&低電圧化&小型化が実現したら、エヴァ以上のモノができるのだろうな。
エヴァの開発者ネイサン・ベイトマンは
『異性の好みはどうやって決まる?
全ての人種を分析したわけじゃない。
ただ好きなんだ。自覚無しに決まる。』
と、ケイレブ・スミスを誘導する。NLPか。
途中で気付きながらも、自分ではどうする事もできないケレイブの葛藤、そして諦め感情に従い、そしてAIに肩透かしされるなんて、ちょっとフェチじゃない?
もうひとつ印象的なのが、刃物が人体にスッと入っていくのがリアル!
トラウマになりそうなくらいに、それこそ美しく刃物が人体に入ります。
ラストシーンがぜんぜんハッピーエンドではないのですが、あれ以外にないという終わり方で、綺麗にまとまったエンディングでした。
『 エクス・マキナ 』予告編
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