REVIEW No.663

剱岳 点の記

映画 レビュー
Review

新田次郎小説を原作とした山岳映画。

「 点の記 」とは、国土地理院に保存されている日本国土内に設置された、全ての基準点と測量記録の事。

国土地理院の前身は陸軍参謀本部陸地測量部。

明治21年から記録され20年後には、全ての国土は測量されていた。ただひとつのエリアを除いて。

富山県立山連峰剱岳。険峻で知られた剱岳は前人未踏の頂きであった。

陸地測量部としては剱岳を登頂するだけではなく、山頂に測量点を設置しなければならない。そして日本地図の最後に残された空白を埋める様にと柴崎芳太郎は、参謀本部より命令される。

剱岳初登頂を争うヨーロッパの近代化された登山具を使用する民間の登山家チームと比べて、陸地測量部の装備は旧態依然とした高山登山には向かない。アドバンテージを取られている中で、測量道具や測量点を設置する道具や部材を運んで、彼らよりも先に登頂し測量を終える事がミッションとして課せられている。

この映画の素晴らしいところは、こういったストーリーの場合、人にフォーカスされるものだが、そうではない。

Music & Sound
Music Review — Coming Soon

音楽・サウンドの詳細レビューを準備中です。
作曲家・印象的なシーン・サウンドトラック情報を近日公開予定。

Trailer
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